ビタミンCって、なに?
生命に欠かせない大切なビタミンです!
ビタミンCは別名アスコルビン酸と呼ばれ、皮膚、関節、血管をつくるうえで重要な役割を果たしているコラーゲンの合成に欠かすことのできない成分です。そのため医療分野では貧血や皮下出血を引き起こす壊血病(かいけつびょう)の予防に役立つ成分だと考えられています。また、ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、細胞や分子のレベルで脂質や蛋白質の酸化を防ぐと共に、ストレスによって破壊されやすい細胞を保護しています。

ビタミンCで、どんな美肌になれるの?
シワの発生を防ぎ、若々しい肌を保ちます!
ビタミンCはコラーゲンの合成を促し、それとは逆に破壊を抑えることから、シワの予防に大変役立つ成分です。若々しい肌をいつまでも維持するために、ぜひ、毎日のスキンケアに取り入れてください。特に、外出後の肌にはビタミンCをたっぷり塗布するのがおすすめ。紫外線A波による真皮線維芽細胞(コラーゲン線維を合成する細胞)の破壊を阻止し、シワの発生を防ぎます。

ビタミンCで日焼けを防げるって本当?
日焼けが原因となるシミも防ぎます!
人間の皮膚表皮は、約95%が角化細胞でつくられています。その細胞の遺伝子が紫外線B波を浴びるとプロオピオメラノコーチン(POMC)という物質が生まれ、α-MSHヤACTHという物質に変わり、日焼けを引き起こすメラニンを生成します。それが日焼けのメカニズムです。ビタミンCの持つ抗酸化作用は、日焼けのメカニズムで重要は役割を持つPOMCの合成を阻止し、遅発性黒化反応(日焼けで黒くなる)やシミの発症を抑えます。

ビタミンCで、毛穴が引き締まるって本当?
コラーゲンを増やすので大いに期待できます!
医師や研究者によって評価方法が異なるため、ビタミンCによる毛穴の引き締め効果を明確な数値で示すことはできません。しかし、コラーゲンの量を増やせば毛穴が引き締まることは考えられるため、コラーゲンの合成に欠かせないビタミンCは有効な成分であると言えるでしょう。ビタミンCと同じようにコラーゲンの生成を促す、話題のCoQ10と併用して使うことをおすすめします。

同じビタミンCでも水溶性と油溶性はどう違うの?
皮膚に対する吸収性が大きく異なります!
ビタミンCは本来、水溶性の物質。肌にしみ込みにくいというデメリットを持っています。そのため、最近のビタミンC配合化粧品には吸収性を高めたビタミンC誘導体やグリコシド型ビタミンCが使用されるようになりました。また、美容面での医療だけでなく、エステにおいても電波によってビタミンCを肌の奥へ送り込むイオン導入という新技術が用いられるようになっています。しかしながら、水溶性ビタミンCはそもそも吸収性に劣っています。一方、油溶性ビタミンCには様々な型がありますが、いずれも基本的にはオイルに溶けやすく、皮膚のバリア機能(皮脂バリア)をすり抜けて浸透していく性質を備えています。
最近、話題になっているナノCって、なに?
最も吸収性が高い進化したビタミンCです!
ビタミンC(特に水溶性)は肌に吸収されにくい物質です。しかも、人間の皮膚は外敵に対抗するバリア機能を備えているため、たとえ美肌成分であるビタミンCでも浸透を防ごうとします。そこで開発されたのがナノCです。ナノCとは、ビタミンCをナノサイズ(1万分の1ミリ)まで小さくした超微粒子成分。肌の細胞間をすり抜けるほど小さいため、バリア機能に妨げられることなく、皮膚の奥までぐんぐん浸透していきます。今までのビタミンCのなかで最も吸収性が高いと言えるでしょう。
ナノC化粧品をじょうずに選ぶポイントは?
新構造のナノリポソームがキーワードです!
同じナノCでも構造はまちまちです。そのなかで私が皮膚科医として最も推奨したいのが、ビタミンCを天然セラミドで包み込んだナノリポソームという新構造。天然セラミドはもともと皮膚に含まれている物質なので、親和性が高く、ビタミンCを包み込んだまま真皮までスムーズに浸透していきます。そして、真皮細胞に溶け込んだ天然セラミドとビタミンCのWパワーが美肌づくりをはじめるのです。